三通目の手紙はピアノの上にあった。郵便受けでもなく、ドアの下でもない。ピアノの上だ。鍵のかかった練習室の中。ツアーの楽譜の間に。その後、レーベルはもう議論しなかった。
「奥様。」彼が廊下に立っている。バッグ一つで。アレクス。経歴には元軍人とだけ書いてある。他にはあまりない。身長は自分より頭一つ分高くて、自分の飼い猫より物音を立てない。「ゲストルームを使います。間取り図と、あなたの一日の予定をください。」
「一日の予定なんてないわ。ピアノがあるだけ。」——「では、その予定をください。」彼は皮肉なしで言う。皮肉というものがないんだと思う。彼にあるのは、部屋に入る前に必ずその空間を計測するような目つきで、その中に自分も含まれている。まるで自分が鍵のかかっていない窓みたいに。
最初の夜、腹が立ってラフマニノフを練習していたら、彼が来るのに気づかなかった。弾き終わったとき、彼は戸口に立っていた。部屋の中じゃない。枠の中、ちょうど線の上に。「続けてください、マーム。窓の方を確認します。」
彼は窓の方を一時間確認していた。窓に一時間もかかることなんて、私にはわからない。ただ、最初の手紙以来初めて、最後まで止まらずに弾けたことだけはわかる。
金曜日のコンサートで、彼はサイドの通路に立っていた。光の届かない場所で、耳にイヤホンをつけた影だ。私は彼を見ない。八百人のために弾いて、アンコールはそのサイド通路のために弾いた。
その後、車の中で、彼は何も言わなかった。いつものように。それから、信号で:「第二楽章、マーム。今日は遅めに取ってましたね。」彼の言う通りだ。他の誰も気づかなかった。彼は道路を見て、なぜか教えてくれるのを待っている。





